観We Become What We Behold 紙面観察ノート

出典と検証メモ ― どこまで確認したか

このサイトの数値は、配信ページの生HTMLと、作者が公開しているコードから取っています。確認できないものは、確認できないと書いています。

01確認の方法

配信ページ(CrazyGames)は、2026年10月時点の生HTMLを取得して読みました。評価、投票数、公開日、対応端末の記述は、そこから取っています。

ゲームの仕様は、作者のGitHubリポジトリ(ncase/wbwwb)のコードを取得して読みました。画面サイズ、撮影枠、判定の閾値、待ち時間、セリフは、すべてこのコードが出典です。ゲームを実際に操作して確認したものではありません。

リポジトリの作成日・最終更新日・スター数は、GitHub APIの応答から取っています。READMEのライセンス宣言と、GitHubのライセンス項目は別々に確認しました。

02事実の一覧

確認した事実と出典(公式=コード、確認=公開ページ、不明=記述が割れている)
項目内容区分出典
画面サイズ960×540ピクセル。作中で固定。公式SRC js/core/Game.js:15-16
撮影枠240×180ピクセル(画面の1/4)。公式SRC js/game/Camera.js
写る判定対象の面積の33%超が枠に入ると「写った」扱い。公式SRC js/game/Director.js
撮影演出1回の撮影に8.25秒(0.25+1+1.5+2+1.5+2)。公式SRC js/game/Director.js
初期人数20人。円と四角が同数になるよう補充される。公式SRC js/scenes/Act_I.js
帽子の観客帽子を撮ったときの観客は3人。公式SRC js/scenes/Act_I.js
怒りの増加怒っている人を1枚撮るたび、怒りが4人増える計算。公式SRC js/scenes/Act_II.js
抗議の閾値コードは怒り比率>0.5で抗議者を出現させる。コメントは「66%」と書き、食い違う。公式SRC js/scenes/Act_II.js
殺人者の生成パニック後の撮影1回ごとに2人(円と四角)。公式SRC js/scenes/Act_III.js
武器の循環gun → bat → shotgun → axe の順。公式SRC js/scenes/Act_III.js
コオロギ観客0なら1匹。写真にコオロギがいればさらに2匹で計3匹。公式SRC js/game/Director.js / Act_I.js
テレビ判定画面中央140×90の範囲に枠が重なると「テレビを撮った」。公式SRC js/game/Camera.js
人物サイズ1人あたり約52×78ピクセル(80×120の0.65倍)。公式SRC js/game/Peep.js
言語作中テキストは英語。翻訳は7言語(独・ペルシャ・葡・伯葡・西・繁中・土)で、日本語はない。公式SRC js/textStrings.js
ライセンスREADMEはCC0(パブリックドメイン)と宣言。ただしGitHubのlicense項目は未設定。確認README.md / api.github.com
引用の帰属冒頭引用はマクルーハンと表示した直後に「(misattributed)」と注記される。公式SRC js/scenes/Scene_Quote.js
公開日2016年10月24日公開。確認CG 配信ページ datePublished
評価9.2(直近6か月)。投票数183,320。確認CG 配信ページ
プレイ時間作中表記は「playing time: 5 minutes」。確認CG / SRC js/textStrings.js
リポジトリ2016-10-20作成、最終push 2025-04-08。確認api.github.com/repos/ncase/wbwwb
結末の演出発砲時に画面振動 shake(100)、血の粒子30個。公式SRC js/scenes/Act_III.js
携帯対応コードにはタッチ操作がある。配信ページは「desktop-only」と「desktop and mobile」を併記。不明CG 配信ページ / SRC js/game/Camera.js
怒号の音量怒る人が5人未満で1.0、10人未満0.7、15人未満0.42、以降0.27。公式SRC js/peeps/AngryPeep.js
入場位置クレイジー・ピープは画面右外のx=1200から歩いて入る。公式SRC js/peeps/CrazyPeep.js

03ライセンスの扱い

READMEには「CC0 1.0 Universal(パブリックドメイン)」と書かれています。作者はこの作品について権利を主張せず、コードと素材の再利用を歓迎しています。

一方、GitHubのリポジトリ情報では license が null(未設定)です。READMEの宣言とメタデータが一致していないため、当サイトでは「READMEはCC0と宣言、GitHubの項目は未設定」と両方書いています。

当サイトが使っている画像は、自作のSVGのみです。公式素材の転載はしていません。

04引用の帰属について

冒頭の「We become what we behold.」と「We shape our tools and then our tools shape us.」は、作中ではマーシャル・マクルーハンの名前とともに表示されます。

ただし、その直後に「(misattributed)」と表示されます。作者自身が「この帰属は誤り」と注記しているわけです。当サイトでも、引用をマクルーハンに帰属させません。

05記述が割れている項目

対応端末は、配信ページ内で「desktop-only」と「desktop and mobile」の2つの記述が見つかりました。当サイトは片方を採用せず、不明としています。

抗議の閾値は、コードが0.5、コメントが66%。こちらはコードを優先しましたが、コメントの食い違いも明記しています。

ライセンスは、READMEがCC0、GitHubの項目が未設定。両方を併記しています。

06分からなかったこと

実機での操作感、モバイルでの実表示、音声の聴こえ方、ブラウザごとの差異は確認していません。当サイトにプレイ記録はありません。

作者の意図についてのインタビューや解説は、確認した範囲では見つかりませんでした。物語の解釈は、コードと表示から読み取れる範囲にとどめています。

評価9.2と投票数183,320は、2026年10月時点の配信ページの値です。時間が経てば変わります。